【損保業務_イ】 リスクコンサルティング (Risk Consulting)
- 俊輔 藤﨑
- 2025年12月11日
- 読了時間: 2分
更新日:2025年12月15日

□リスクコンサルティング (Risk Consulting)
企業や個人が抱えるリスクを分析し、事故や損害を未然に防ぐための対策を提案する業務です。企業向けには工場・オフィス・物流拠点等を訪問し、火災・自然災害・労災・情報漏えい等の事業を取り巻くリスクを診断し、防災・安全対策の改善提案や、最適な保険プランの設計を行います。個人向けにも、自動車事故や住宅災害への備えに関するアドバイスを行います。単に保険を販売するのではなく、事故を防ぐ(リスクを予防する)という観点から顧客の安心と企業の事業継続を支援するコンサルティング機能を担っています
情報収集・調査(リスク特定)
顧客企業の事業内容・工場/設備・ガバナンス・過去の事故歴等を経営層や現場へのヒアリング、現地調査、他社事例分析を通じて確認し、事業を行う上での多様なリスク(自然災害・サプライチェーン・賠償責任・サイバー攻撃 等)を洗い出します
リスク分析・評価
特定したリスクの事故の発生頻度と損害規模(影響度)を分析し、リスクマップや期待損失額・確率シミュレーションを作成した上で、定性的かつ定量的に評価します。現在のリスク対策も踏まえて、対処するリスクの優先順位付けを行います
損害防止・軽減策
評価したリスクに対して、事故発生を防止し、損害額を最小化するための対策を企画・提案します。例えば、事業自体の撤退、火災リスクへの防火設備の設置、労働災害への体制整備、サイバー攻撃へのセキュリティ強化等、リスクと企業の状況に応じた改善施策を立案します
リスクファイナンス設計
評価したリスクへの回避と低減策を講じても対処できないリスクに対して、企業の財務状況や損失許容額を分析し、自社で保有するリスクと他社に移転するリスクのバランスを設計します。自社で保有するリスクに対しては、自家保険やキャプティブ等を検討します
保険提案・契約
企業が自己保有せず他社(保険会社)に移転するリスクに対して、火災保険・賠償責任保険・利益保険・動産保険・サイバー保険等の必要な補償を組み合わせ、商品を種目を超えたカスタマイズをして提案します。引受条件・保険料を調整し、契約の締結を行います
リスクモニタリング
企業を取り巻くリスクを定期的に再分析・評価した上で、最新のリスクへの回避・低減策や設計したリスクファイナンス(自己保有リスクや移転リスクが整合しているか)を確認し、必要に応じて保険契約を含むリスクへの対応方法を見直します



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