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損害保険会社の主な業務内容
損害保険業界の商流(バリューチェーン)として、「商品開発/マーケティング」、「募集」、「引受」、「契約管理」、「支払」、「顧客・代理店管理」、「資産・リスク管理」、その他一般企業と同様の人事・総務等の「コーポレート・インフラ」に整理し、さらに生命保険会社の組織図と基幹システムの機能分類等を踏まえて、もう一段細分化した業務領域に分けました。各業務領域の中で、損害保険会社がどのような業務を行っているか大まかに記載します。 ◆商品開発マーケティング (R&D・MA) 商品企画・開発 (Product Planning) 顧客ニーズを把握し、最適な保険商品や販売戦略を企画・実行する業務です。市場調査や顧客データの分析を通じて、個人・法人のリスク・ライフスタイルに合った保険ニーズを把握し、商品企画や営業支援施策に反映します。また、テレビCM、デジタル広告、SNS等を活用したブランド戦略を展開し、営業部門・代理店と連携して営業活動を支援します。契約後の顧客満足度、継続率・解約率等のデータを分析し、サービス改善や満期更改の施策にもつなげます。顧客視点から商品・
1 日前読了時間: 11分


損害保険会社の業務一覧
損害保険会社で行われている全体の業務内容を大まかに整理したいと思います。どの募集チャネルを主力するか等で会社間に差異がありますが、損保業界に共通している基幹業務を中心に概要を記載しています。 まず、損保保険業界の商流(バリューチェーン)として、「商品開発/マーケティング」、「募集」、「引受」、「契約管理」、「支払」、「顧客・代理店管理」、「資産・リスク管理」、その他一般企業と同様の人事・総務等の「コーポレート・インフラ」に整理しました。 整理した各商流(バリューチェーン)ごとに、主に損害保険会社の組織図と基幹システムの機能分類を踏まえて、もう一段細分化した業務領域に分けました。Lv.2として、「商品企画・開発」、「マーケティング」、「募集(営業)」、「代理店業務支援」、「リスクコンサルティング」、「計上(新契約)」、「請求・収納」、「異動」、「満期更改」、「損害サービス」、「顧客サービス」、「顧客関係管理」、「代理店管理」、「共同保険」、「再保険」、 「資産運用・管理」、 「情報システム」、「法務・コンプライアンス」、「人事」、「総務」、「経理・
1 日前読了時間: 1分


保険会社コード (損保)
損害保険会社コードについて、簡単に説明します。 損害保険会社は、社名の略称や表記がシステムごとに異なる混乱を防ぐために、各社を一意に識別するための2桁のコードを持っています。損害保険会社コードは、保険募集人登録システムに登録されている募集人の代申会社の判別に加えて、社内業務システムや代理店システムにおける契約管理・保険金請求処理・事故管理等で、「どの損保会社の契約か」を判別するために活用されています。 他にも、共済組合システム、共同ゲートウェイ等の業界共通プラットフォーム、契約者保護機構、共同保険システム等で使用しており、基本的に各社が同じ2桁のコードを有して、業務を運用しています。 02 : 共栄火災海上保険 04 : 三井住友海上火災保険 08 : あいおいニッセイ同和損害保険 09 : 東京海上日動火災保険 11 : セコム損害保険 14 : 日新火災海上保険 16 : AIG損害保険 17 : 損害保険ジャパン 18 : 楽天損害保険 22 : 大同火災海上保険 23 : SOMPOダイレクト損害保険 24 : ジェイアイ傷害・火災保険
1 日前読了時間: 2分


【生保業務_く】 コーポレート/インフラ (Corporate Infrastructure)
◆コーポレート/インフラ (Corporate Infrastructure) 情報システム ( Information System ) 会社全体の業務を支えるシステムやITインフラを企画・開発・運用する業務です。契約・収納・支払といった基幹システムの設計・保守、顧客データベースや営業支援ツールの開発、ネットワークやサーバーの運用管理などを行います。また、AIやRPAを活用した業務効率化、オンライン申込や顧客ポータルなどのデジタルサービス開発や個人情報を扱う企業としてセキュリティ対策も行います。業務の安定稼働とデジタル変革を両立させる、生命保険会社のIT全般を担う業務です 法務・コンプライアンス ( Legal Compliance Audit ) 一般企業の法的リスク管理に加え、保険業法を中心とした金融規制と顧客保護義務を担当します。保険商品は契約内容や広告表現が法令に基づく厳格な審査を要するため、商品開発段階から関与し、約款や募集文書のリーガルチェックを行います。営業職員や代理店が保険募集ルールや個人情報保護法、金融庁ガイドラインを遵守
1 日前読了時間: 3分


【生保業務_き】 資産運用・管理 (Asset Management)
□ 資産運用・管理 (Asset Management) 契約者から預かった保険料を安全かつ効率的に運用し、将来の保険金支払いに備える業務です。国債・社債・株式・不動産・投資信託等に分散投資を行い、安定した収益を確保します。同時に、金利変動や為替変動、信用リスク等を管理し、資産と負債のバランスを最適化する「ALM(資産負債総合管理)」を実施します。また、運用結果を分析し、経営戦略や商品設計にも反映します。生命保険会社の収益性と財務の健全性を支える中核機能であり、将来の契約者への保険金や配当金等の約束を守るための資金管理という役割を担っています 運用企画 経営計画、市場環境(金利・為替・株式市場)の分析結果、資産/負債の構成(ALM)等を踏まえて、中長期的な債券・株式・不動産等の資産配分(アセットアロケーション)・リスク許容度・収益目標・ESG方針をまとめて、資産運用計画を策定します 債券運用 金利動向や信用リスク・格付けを分析した上で、国内外の国債・社債等への投資判断を行い、デュレーション管理を通じて、負債とのバランスをとってポートフォリオを構築
1 日前読了時間: 3分


【生保業務_き】 再保険 (Re-Insurance)
□再保険 (Re-Insurance) 自社が引き受けた保険契約の一部を他の保険会社(再保険会社)に移転して、リスクを分散・軽減する業務です。災害や大規模な死亡事故等で多額の保険金支払いが発生する可能性がある場合、その一部を再保険会社に引き受けてもらうことで、経営への影響を抑えます。再保険には、手続きの分類により「任意再保険」・「特約再保険」、責任分担の分類により「比例再保険」・「非比例再保険」の種類があります。生命保険会社の財務の安定性と健全経営を守るために欠かせない仕組みであり、リスク管理の要となる業務です 元受保険契約の引受 大口契約等の引受規模が大きい申込に対して、単独で引き受けるリスクと再保険会社に移転するリスクを判定します。再保険部分も含めた保障内容・保険金額・期間等の申込書類を受け付け、引受査定を行い、保険料の請求・収納と証券発行を行います 出再・受再契約締結 元受保険の引受方針や自社の保有リスクを受けて、再保険会社に移転するリスク量を判定し、再保険会社と契約条件(任意/特約・比例割合・再保険料・条件・期間 等)を調整した上で、出再
2 日前読了時間: 2分
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クライアントに寄り添う
保険業界に特化したコンサルティングファーム
”かどるあ”は、英語のCuddle Up(寄り添う)からネーミングしました。
その名の通り、お客様と一緒に肩を並べて、保険業界の現場でプロジェクトをやりきるファームとして、活動しています。
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