損害保険会社の変遷（自由化以降）

損害保険会社の変遷

平成以降、保険自由化の波を受けて再編が進み、国内の主要な損害保険会社は、東京海上ホールディングス、MS＆ADホールディングス、SOMPOホールディングスの“メガ損保”と呼ばれる3グループに集約されました。この3メガ損保が、損害保険における収入保険料の約9割以上のシェアを占めており、業界の主要企業としての地位を確立しています。

損害保険会社の変遷

一方で、免許取得の緩和等の規制緩和や新たなニーズへの対応に伴い、保険会社の新規設立も相次いでおり、日本損害保険協会に登録されている保険会社数は増加している傾向にあります。近年では、従来の保険会社がカバーしていない特定の業種やニーズに特化した保険商品（ペット／レジャー 等）に対応する保険会社の新規参入が相次いでいます。