生命保険会社が保持しているデータ
- 俊輔 藤﨑
- 8月5日
- 読了時間: 2分


生命保険会社は、生命保険事業を行う過程で大量のデータを収集・蓄積します。データは、整理の仕方によって異なりますが、大まかに下記のように分類することができると考えます。
① 営業マーケティングデータ
見込み顧客、マーケティング施策結果(DM・セミナー・アンケート 等)、 営業担当と活動履歴、販売チャネル、Web行動ログ
② 顧客データ
顧客属性(氏名、住所、性別、生年月日、職業、家族構成)、ライフスタイル(喫煙・飲酒 等)、リスクプロファイル(健康診断、既往歴、通院歴、手術歴 等)
③ 契約データ
加入商品((死亡・医療・介護・資金 等)、契約名義人(契約者、被保険者、保険金受取人)、契約内容(保障内容・保険金額・保険期間・保険料法・期間)
④ 保全データ
基本情報変更(氏名・住所・支払方法の変更)、保障内容変更(保障内容・保険金額の変更)、保険料収納、失効・復活・解約の理由、解約返戻金・満期金
⑤ 支払いデータ
請求受付(請求・請求日・請求事由)、支払査定、支払(支払日、金額、支払方法)、不正請求関連(不正請求履歴、調査結果)
⑥ コーポレートデータ
財務・会計、法務・コンプラ、人事(属性・勤務・採用・給与・評価・研修)、システム、リスク管理

近年では、損害保険会社が保持するデータに加えて、外部データを活用することで、リスク評価の精緻化、新たな保険商品の開発、保険以外のサービス開発を検討・推進するケースが増えてきています。
コメント