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生命保険の主な特約
1. はじめに 前回は、生命保険の「主契約」の種類と役割を整理しました。今回は主契約に付加して保障を拡充する「特約」に焦点を当てます。特約は種類が非常に多く、「何を付ければいいのかわからない」と感じる方も少なくありません。本記事では、業界共通の概念として特約を5分類に整理し、それぞれの役割と特徴を解説します。 なお、特約の名称・給付条件・保障内容は保険会社や商品によって異なります。本記事はあくまで概念レベルでの整理であり、実際の契約内容は各社の約款・パンフレットでご確認ください。 2. 主な特約 大分類1:医療・疾病系特約 病気・ケガによる入院・手術・通院などに備える特約群です。第三分野の保障を主契約に上乗せする形で、最もよく利用される分類です。 特約名 保障内容 給付条件 主な付加対象 入院特約 入院日数に応じて給付金を受取る 病気・ケガによる入院(1日あたり定額) 終身保険・定期保険など 入院一時金特約 入院時に一時金を受取る 入院1回につき定額(日数不問) 医療保険・終身保険など 手術特約 手術の種類に応じて給付金を受取る 所定の手術を受け
13 時間前読了時間: 10分


主な主契約 - 生命保険商品の全体像を理解する -
生命保険商品の主な主契約 1. 主契約は保険の土台 前回は、生命保険が「主契約」と「特約」で構成されていることを解説しました。主契約は保険契約の土台となる部分であり、特約はその保障内容を補強するためのオプションです。では、主契約には具体的にどのような種類があるのでしょうか。生命保険会社が取り扱う商品は数多くありますが、多くは次の4つに整理できます。 死亡保険 生存保険 生死混合保険 第三分野保険 保険募集の現場にいた頃は、この4分類を頭に入れておくと「このお客様のニーズにはこの商品が合う」という判断がスムーズになると言われていました。商品名だけを覚えようとすると数が多くて混乱しがちですが、分類で整理すると一気に見通しが良くなります。 今回はそれぞれの主契約の役割と特徴を見ながら、生命保険商品の全体像を整理していきます。 2. 死亡保険の主契約 死亡保険は、被保険者が死亡した場合に保険金が支払われる商品です。家族の生活費・教育費・住宅ローンなど「万一の際に残された家族が困らないようにすること」が主な目的です。 商品名 主な目的 主な特徴 定期保険
6 日前読了時間: 7分


主契約と特約の関係 - 生命保険の基本構造を理解する -
1. 保険証券に書いてある「特約」とは何か 生命保険に加入すると、保険証券や契約内容のお知らせに「主契約」「特約」という言葉が記載されていることがあります。 例えば、 終身保険 入院特約 がん特約 三大疾病特約 といった項目が並んで記載されているケースがあります。 保険にあまり詳しくない方からすると「どれが保険の本体なのか」「特約とは何のために付いているのか」と疑問に感じるかもしれません。 生命保険は大きく「主契約」と「特約」という2つの要素で構成されています。この仕組みを理解することで、自分がどのような保障に加入しているのかがぐっと見えやすくなります。今回は、生命保険の基本構造である主契約と特約の関係を整理していきます。 2. 主契約とは何か 主契約とは、生命保険契約の中心となる基本契約です。建物に例えるなら、主契約は家の土台や骨組みにあたります。 主契約の特徴は以下の通りです。 保険契約の基本となる契約 主契約単体で契約できる 特約がなくても成立する 前回の記事で紹介した商品分類の多くが主契約に該当します。 分類 主な商品 死亡保険 終身保険
6月13日読了時間: 5分


保障ニーズと保険の種類 - なぜ加入するのか -
加入目的×商品分類マトリクス 1. なぜ生命保険に加入するのか 生命保険は、公的保障だけでは十分に対応できない将来の経済的リスクに備えるための仕組みです。一口に「生命保険」といっても、その目的は人によってさまざまです。 家族の生活を守りたい 病気やケガの治療費に備えたい 老後資金を準備したい 介護費用の負担に備えたい 加入目的によって必要な保障は異なります。そのため「人気の商品を選ぶ」のではなく「自分がどのリスクに備えたいのか」を明確にすることが保険選びの第一歩となります。 ここでは、生命保険の加入目的と商品分類の全体像を整理し、現在加入している保険がどこに位置するのかをイメージできるよう説明したいと思います。 2. 生命保険の4つの加入目的 生命保険への加入目的は大きく4つに分類できます。 (1)万一への備え(死亡保障) 自分が亡くなった際に、残された家族の生活費・教育費・住宅ローンの返済などを支えるための保障です。世帯の主な収入源を失うと、家族の生活が大きく変わってしまう可能性があります。特に子育て世代や住宅ローンを抱える世帯にとっては、この
6月11日読了時間: 6分


相互会社と株式会社 - 生命保険会社の形態 -
1. 生命保険会社はなぜ「株式会社」ではないのか 「会社」と聞くと、多くの方は株式会社を思い浮かべるのではないでしょうか。株式会社では出資者である株主が会社の所有者となり、会社は利益を上げて株主へ還元することが求められます。しかし、生命保険会社の中には「相互会社」という、株式会社とは異なる形態をとっている会社があります。日本の大手生命保険会社を見ると、次のように組織形態が分かれています。 日本生命:相互会社 明治安田生命:相互会社 住友生命:相互会社 第一生命:株式会社 また、メットライフ生命・プルデンシャル生命・アクサ生命など外資系生命保険会社は株式会社形態をとっているケースが多く、その親会社が株式を保有する構造となっています。なぜ同じ生命保険会社でありながら、組織形態が異なるのでしょうか。その答えは、生命保険の根本にある「相互扶助」という考え方にあります。生命保険は多くの人が少しずつ保険料を出し合い、万が一の事態が発生した人を支える仕組みです。この「みんなで助け合う」という考え方を組織の形にしたものが、相互会社なのです。 2. 相互会社とは何
6月8日読了時間: 6分


配当金 - 契約者に還元される利益 -
1. 生命保険にも「配当金」がある 「配当金」と聞くと、株式投資を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。株式の配当金は企業が得た利益の一部を株主へ分配する仕組みです。一方で、生命保険にも「配当金」という仕組みがあります。 ただし、その性質は株式の配当とは大きく異なります。生命保険の配当金は、保険会社が契約時に見込んでいた収支と実際の収支の差によって生じた剰余金の一部を契約者へ還元するものです。いわば「保険料の見込みと実績の差を返す」仕組みに近いといえます。 今回は、これまで学んできた「三利源」と結び付けながら、生命保険の配当金の仕組みを見ていきます。 2. 配当金が生まれる仕組み(三利源との関係) 第1回で解説したように、生命保険の保険料は予定死亡率・予定利率・予定事業費率という3つの予定基礎率をもとに計算されています。保険会社は将来を予測しながら保険料を設定しますが、実際の結果が予測と完全に一致することはありません。予定より良い結果となった場合に剰余金が生まれ、その一部が配当金として契約者へ還元されます。 死差剰余(しさじょうよ)...
6月3日読了時間: 6分
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クライアントに寄り添う
保険業界に特化したコンサルティングファーム
”かどるあ”は、英語のCuddle Up(寄り添う)からネーミングしました。
その名の通り、お客様と一緒に肩を並べて、保険業界の現場でプロジェクトをやりきるファームとして、活動しています。
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